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2015/01/13

-リスクマーチャンダイジングの目的-その(8)-/森 浩康

◎ 結局、今までやってきたことはKKD ◎
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結局のところ、我々は過去の経験から勘と度胸だけでやってきて、それで何となくうまく
回ってきた。
データを細かく解析するわけでもなく、実績を振り返ることもせず、平々凡々と今までの
やり方を何となく踏襲している場合が多々あります。

例えば、曜日別の人員配置の場合、お店によって集客環境が色々あると思いますが、普通
週末はお客様が多く、仕事も増える。
だから週末は従業員を多く入れる。
では平日と比べてどれくらい多く入れるのか?
例えば郊外店で、週末の売上が極端に多い場合、平日の1.5~2倍ぐらいになることがある
としたら…。
その時に従業員も、1.5~2倍になるかというと、確かに頭の中では、そのくらい人を配置
しなくちゃ仕事が回らないと思っているかも知れませんが、実際にはそうはならない。

商品補充が間に合わなくなり、フェースもガタガタになり、お客様へのサービスレベルも
下がります。
1.5~2倍の客数や売上に合わせた要員を確保しようとすると、その分、平日は余剰人員が
発生するからとか、週末だけの要員はなかなか集まらないとか、言い訳が先に出てくる。

やり方を変えてみましょう。
平日のやり方と週末のやり方。
この作業は平日に前倒しにできないか。
今まで通りのやり方でやっていると、どうやっても人が足りなくなります。

リスクマーチャンダイジングとは、メーカーや問屋に頼らずに、小売業自らが商品の企画
や生産、販売戦略などを主体性を持って計画・管理することです。
収益性は高いが、販売リスクも伴うため、リスクマーチャンダイジングと呼ばれるのです。

小売業にとって、在庫リスクと欠品リスクの双方に対応することは永遠の課題です。
しかも今日のように、需要の多様化が常態化した時代においては、なおさらです。
このような課題に対してIT(情報技術)がフォローしていかなければなりません。
具体的には、マーチャンダイジング最適化システムと言うことになると思います。
それは、膨大なデータから売上予測を的確に分析したり、商品毎の詳細な販売計画の立案に有効な活用手段であったりするものだと思います。
アールには小売業専業であるという尖りから、そのノウハウがあるものと確信しています。

- コーヒーブレイク ー  に続く。