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2014/12/23

雪/松谷竜太郎

私は雪国生まれです。
物心ついたころには、冬の雪は日常化していて、社会人になった時にも雪があるのは
あたりまえでした。
でも、この雪というもの、生活や仕事の生産性の大きな妨げになっていると分かったのは雪の降らない太平洋側で生活する様になってからです。
20年以上鉛色の雲と雪に閉ざされることがあたりまえだった常識が、あっさりとひっくりかえりました。
雪にまつわる作業が一切無い生活は衝撃的に生産性が良くこちらの世界に来てからは仕事に没頭し続けることが出来ました。

生活の効率や環境が良くなった事

雪    国 こちらの世界
(1) 朝寒くて布団からなかなか出られない。 ・・・・ 目覚めとともに起床出来る。床が冷たくない。
(2) 朝一に家の前の雪かきをしなければ仕事に行けない。 ・・・・ 何もしなくても良い。
(3) 車のタイヤの交換が必要。(冬タイヤ⇔夏タイヤ) ・・・・ 1年中夏タイヤ。
(4) 燃料を買い込まなければならない。薪や灯油 ・・・・ 余程のことが無い限り暖房用の燃料は不要。
(4) 日照時間が少ないので気が滅入る。(鉛色の空) ・・・・ ほぼ毎日晴れ。爽快。

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当時の薪ストーブは上の写真の様なものでした。
私は幼少時(1歳前後)、薪ストーブに右手の甲をベッタリとくっつけて火傷を負いました。
私自身は全く記憶にありませんが、小学校低学年までは右手の甲いっぱいに火傷の痕が残っていて「んだったのが~」くらいに思っていました。
その時の状況を目撃した人の話では手をつかなければ顔を火傷しただろうと聞き、「人間の本能、咄嗟の行動はすごい!、俺はすごかった。」と勝手に思い悦に入っていたものです。

私も子の親になり、ストーブ等小さな子にとって危険な物には神経質なほどにガードをしたのはこんな経験があったからかもしれません。
当時は現在ほど、小さな子をガードするものは普及しておらず、私の様に火傷や怪我をした子供は周りにけっこう居たと記憶しています。
頭を囲炉裏に突っ込んで大火傷を負った子(娘)もいました。子を育てるのは命がけで子の身体を守ることなんだと思います。
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