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2015/02/03

釣り /松谷竜太郎

子供のころ、釣りキチでした。
主に川釣り。
家の近くの川でフナや雑魚を釣っていました。

道具は50円で竹ざおから仕掛けまで買えた時代です。
最初に買った竹ざおは20円で5年くらい使いました。

餌は川原に積んである稲藁をほじくってとったミミズ。
本命はマブナ。通称マブ。20センチくらいのものが最大で、釣った時の満足感は至福でした。
釣った魚は魚籠やビニール袋に入れて自転車で自宅に持ち帰りました。そして、大きな
深めのタライに水を入れて放していました。雨で釣りに行けない時などは、タライの中の
フナを釣り針で引っ掛けて釣って、釣りに行けないのを紛らわしていました。

外道も釣れます。大きな鯰を釣ったことがあります。
40センチくらいだったと思います。
この鯰も持ち帰りタライに放流。

20150203-1

ある日学校から帰ってタライを覗くと鯰の魚影がありません。
あわてて、父に聞くと、

「死にそうだったから、さばいて、晩酌の肴にした!」

台所に行くと鯰はきれいにさばかれて、かやき鍋に収まっていました。

大正生まれの人間は命や物を無駄にしません。感心!
この後私の釣果が無駄になることはありませんでした。感謝!
ちなみにフナ、鯉、雑魚、ハヤなどがさばかれました。

唯一さばかれずに脱走した強者がいました。

20150203-2

カニです。

私が釣ってきた中で最高の美味になったであろうカニは別のタライに入れ家の中に幽閉して
おきました。翌日料理されるはずだったカニは、夜中に深い底のタライから驚異的な
運動能力で脱走してしまいました。悔!涙!

と書いていたらカニが食べたくなりました。
帰りに買いに行こうかな。