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2014/12/04

★笑顔の行方(1)★/かすみ草

昭和の名優・高倉健さんが逝去されました。
健さんの寡黙なイメージは、自己表現や自己主張が苦手で余計なことは言わない、言わなくても分かる、といった “奥ゆかしい”に象徴される「日本人の美徳」そのもので、多くの人たちに愛されたのだと思います。

「幸せの黄色いハンカチ」は、好きとか嫌いとか、YESとかNOとか、相手に対して面と向かって話すことができず、葉書で「もし、まだ独り身で俺のことを待っていてくれるのなら…鯉のぼりの竿に黄色いハンカチをぶら下げておいてくれ」と伝える照れ屋で不器用な男を演ずる。
元妻に宛てた葉書の答えは、数十枚もたなびく黄色いハンカチ。
その舞台は、破綻した北海道夕張市でした。他にも「網走番外地」や「八甲田山」「鉄道員」などの作品が思い浮かび、北国の厳しい自然と向き合うため、寡黙で閉鎖的だが義理人情に厚い“北の男”そのものだったのではないでしょうか。

 先週、その北海道へ出張しました。向かった先は、道東の中標津町。人口は24千人、酪農を中心とした農業の町で、人懐っこい乳牛たちが出迎えてくれる(笑)。


開陽台という330度パノラマが売り物の展望台からは北方四島の国後島が見え、春には迷いシロクマが乗った?流氷も観察できます。



夜は、ホテルのご主人が勧めてくれた新鮮な魚を提供してくれる「いちばん星」へ。


採れたての厚岸産の牡蠣とつぶ貝のお刺身をいただき、ほっぺたが落ちてなくなりました。だいたい1品千円以上の値段がついていて一瞬ためらうのですが、頼んでみて納得。盛り付けられた量が半端なく、ゆうに3人前はあります。こちらも大男2人と標準的な日本人1人の3人だったのでちょうどよかった感じです。
あとで分かったのですが、この店ミシュランでも紹介されたようです。



翌日、電源があって仕事のメールチェックができる場所を探していたら、同僚が中標津町商工会が運営する中標津経済センターという施設を見つけました。



有料の専用ルームも備えているのですが、受付のきれいなお姉さんに話したら、ひろーーーーーーいエントランスを無料で使っていいですよ、とか。東京では考えられない応対で、壁の電源も自由に使って構わないと、とびっきりの笑顔で延長コードまで貸してくれました。お姉さん、ありがとうございました。次回、いちばん星でお食事でも………。

 エントランスの横に多国籍料理「呑食里」というレストランがあり、帰り際にランチをいただくことにしました。
ここでもかわいいお姉さんが出迎えてくれて「鮭ときのこのホイル焼き」「ザンギ(たれに特徴がある地元の鶏料理です)」「海鮮丼」とおまけで「お姉さんの笑顔!」をそれぞれ注文、いちばん星に負けず劣らずどれも絶品でした。
ここ、夜は居酒屋としてにぎわうらしく、壁に「酒と女は2ごうまで」と書かれた張り紙があって、妙な昭和臭を醸し出していました。最近、聞かなくなったね「2号さん」なんて。

 中標津には日本最東端の空港があり、東京便は1日1往復のみの運行です。2千Mの滑走路端への誘導路が設置されておらず、航空機は滑走路中央に出てそのまま端へ向かいUターンして離陸する方式です。飛行機って意外に小回りがきいてびっくりします。



たくさんの笑顔に癒されたことだし東京へ帰ろう…、とそこへANAからメールが♪ …次回へ続く(^.^)

かすみ草