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2014/10/23

★秋の気配★ /かすみ草

 気がつけば10月も終わろうとしている。ほんとうに1年はあっという間だ。
年輪を重ねるごとに、時の経つのが早いと感じるのはなぜだろう。
人生の曲がり角は既に過ぎ、赤子に還っていく坂道は下りだからだろうか?
なるべく緩やかな下り道にしたい…。

この時期、街をあるいていると、何やら芳香剤の香りが漂うことがある。
そう、キンモクセイだ。どこぞやのトイレを彷彿させる。
キンモクセイ


ちょうど西の空にはひときわ輝く宵の明星・金星が見えている。
これで木星が確認できればまさに金木星だが…。おやじギャグにもならないか? 
金星 木星


仕方なく読んでいただいている読者にすれば不快にさせるギャグかもしれない。
やはり、お遍路にて懺悔の旅は必須のようだ。

夏の終わり、夜な夜なコオロギやら鈴虫やらの大合唱が始まり秋の訪れを感じ始める。
今年は幾分早かった気がする。
暑さ寒さも彼岸まで、とはよく言ったもので、確かに台風の襲撃を含め、ひと雨ごとに寒くなっていくのがよくわかる。子供たちは、文化祭や運動会の練習が始まり、無邪気な笑顔を見せて疲れた大人たちを癒してくれる。まぁ、子供たちには、さらさらそんなつもりはないのだろうけど…。

サンマやきのこ、栗など秋の味覚がスーパーにも並び始め、やはり疲れた体に活力を与えるべく食を誘う。
ここでしっかりと蓄えて、寒い冬を乗り切ろうという本能だろうか? 昔は、人間も冬眠していたのかな?
田舎育ちのため、春はたけのこなど山菜とり、秋はならたけ(三文だしという地方もある)を中心にしたきのこ狩りをして食卓の一助にしていたが、現職についてからはとんとご無沙汰である。マムシとにらめっこしていたあの頃がとても懐かしい。

 四季折々の顔見せる日本。時として自然は猛威をふるう。
人間の存在なんて、無力でちっぽけなものにさえ思えるときもある。
そう考えると、私たちの日々の悩みや困難は些細なことでしかない。

下り坂ではあるが、困難に負けず決して転げ落ちることなく、一歩一歩確実に踏みしめながら歩いていきたい。